DB103のKleines Modellmuseum Ep. IV

こちらでは模型鉄道以外の模型記事を書いています。模型鉄道関連は本店にお越し下さい。

ギア破断トラブル 再び……

 先日、RivarossiのFSの電車を買うことになりました。
 さっそく届いたので、試運転をしたところ妙に揺れるのです。
 走り自体は重い感じではなかったので、編成にしてみました。
 すると、不吉な音がするのです。
 そう、定期的にギアが引っかかるような音です。
 これはと思い、ただちに車両を停めて点検したところ、案の定、ギアが破断していました。
 

 

 欲しかった車なので、もうがっかりですよ。

 昨日アップした記事の通り、このトラブルは昔から起きており、私もひどい目に会いました。

 それにしてもこの車、元を辿ればLima製品ですが、このギアは、34年前と何も変わっていません。

 SBB Gottardは改良されたという話もあったんですが。
 多分、同じでしょうね。


 破断の原因は、ギアの材質が悪くて、

1)経年で収縮する

2)脆くなる

ことだと思います。

 しかしもっと根本的な問題として、歯数が少なく、ギア径が小さいことから、力がかかる上に、ギアの厚みが薄く、強度が小さいこともあるかもしれません。

 いずれにしてもギアの材質が劣悪なのは確かでしょうね。

 タミヤミニ四駆のギアの方がよほど高級材質を使っているように感じます。

 何よりもLimaのギア割れは大昔から欧州でも問題になっていますが、何ら対策が取られていないことには、ほとほと呆れました。

 高額な物ですので何とかして欲しいです。

 

 なお、今回は返品が効いたので助かりましたが、普通は泣き寝入りしかありません。

 昨日の記事のように、ギア破断は、修理しようにも、ギアも車輪抜きも、まず入手は不可能と思います。

 

 やはり「君子危うきに近寄らず」なのでしょう。

 皆様も十分ご注意下さいね。