DB103のKleines Modellmuseum Ep. IV

こちらでは模型鉄道以外の模型記事を書いています。模型鉄道関連は本店にお越し下さい。

EF62 後期形 下関運転所 入線報告 その2 (KATO 3058-3)

 

 今日は部品を取り付けました。

 

 

 とは言っても、TOMIXと違って、カプラー交換、ジャンパ栓とナンバー、メーカーズプレートのはめ込みだけですが。

 

 

 まずカプラー交換です。

 正直、この作業は嫌いです。

 特にEF62のように、スカートの下が閉じているタイプはとてもやりにくいです。 

 

 

 うちは単純なオーバルですので、手持ちのEF66ナックルを使いました。

 同梱のロングシャンクタイプですと、面間が広がって間延びにしてしまいますので。

  今回は簡単にできました。 

 それにしても、今やアーノルドカプラーを使用している方は、圧倒的に少数と思われます。

 ですので、デフォルトでナックル、交換部品でアーノルトとしていただけませんかね。

 初心者言うなら、電車はすでにアーノルト互換ですらないのですから。

 

 

 次に下関仕様の特徴である、ジャンパ栓の取り付けを行いました。

 黒く塗ってやるといいかもしれませんが、色が剥げてしまいそうなのでやめました。

 こちらはステップや解放テコが干渉するので、取り付けにくかったです。

 周囲を傷つけないように綿棒で押しました。

 

 

 次にナンバーです。

 私はナンバーの接着が大嫌いなので、KATOのはめ込み式はすごくいいと思います。

 この方法、KATOの特許なのかもしれませんが、TOMIXIもぜひ、取り入れて欲しいです。

 もう25年も前からメーカー等にも言い続けておりますが、全然、改善されません。

 メーカーの方は中古屋に並ぶ、ナンバーの汚い車両の山を見たことがないのでしょうか?

 最初からあのように汚したいと持った人など、一人も居ないと思いますよ。

 

 

 今回、実車情報がなかったので、33号機としました。

 メーカーズも小さいだけにやりにくいですが、接着と比べたら、天と地の差があります。

 この方式は万一色が落ちても交換できるので、いい事ずくめですね。

 唯一の心配は隙間ですが、KATOの金型精度は驚異的なので、ご覧のように、隙間は、全くありません。

 

 

 前回の部品取り付け前と比べると、男前になりました。

 

 

 ジャンパの左のは塗装乱れではなく、埃みたいです。 

 

 

 誘導員手すりが取り付け済みなのは助かります。

 KATO製品って、ゲートがとても切りにくくて。

 

  

 こうして見ると、ショートシャンクの方がかっこいいです!

 

  

 KATOのEF62と言えば、最大の問題点は走行時のギアのはね飛び音で、初回発売の―次形は最近の模型とは思えないくらいひどいものでしたが、この製品は改良された?JR仕様の2次形よりも、更に良くなったような気がします。

 まだ一位側先頭で8両編成しか牽かせておりませんが、がり音は全くしませんでした。

 

  

 上記走行音の問題さえ解決できれば、私的には一番好きなモデルですね。

 TOMIXの改良版も形はいいのですが、なぜか、曲線で速度が上がり、直線で減速するのと、何よりも動作が非常に不安定なM-9モーターがダメダメですので。

 改良型らしいM-13もブラシ形状の変更だけという情報もありますし、何よりもちゃっかり値上げされていますし、第一もう売ってません。

 

 

 天面から。

 これだけ良く出来ているので、パンタは塗ってやりたいところですね。

 

 

 天窓が開いてないのは、やはり目立つかもです。 

 

 

 前面ナンバーブロック文字の側面には、銀が回ってないですね。

 これ、やりすぎると汚くなるし、肉眼で見る分には、問題ないと思います。

 

 

 さすがにここまでアップすると、クリームがややはみ出しているのがわかりますが、私の目では気になりませんでした。

 

 

 荷物列車の先頭に立ちます。

 

 

 いいですね!!

 

youtu.be

 

 EF62と合わせ、マニ44が2両増えたので、遊んでみました。

 

 はるか昔に歴史の彼方に消えてしまった荷物列車、皆様もいかがでしょうか?

 

 

 

 

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EF62 後期形 下関運転所 入線報告!! (KATO 3058-3)

 本日入線しました!!

 

 

 まだ箱から開けたところで、部品等は全く取り付けていません。

 動作も前後に少し動かしただけですね。

 

 

 EF62はかっこいいですね!

 

 

 全体の感じはよく出ているように思います。

 

 

 正面の感じ。

 カプラーを除くと、16番ですね。

 貫通路前のステップは、ジャンパ栓取付のために切り欠かれているのですね。

 あまりかっこよくないです。

 

 

 塗装もきれいです。

 ただし、細部を除けば前回の後期JR仕様と変わらないですね。

 

 

 Nも本当に良くなりました。

 

 

 62のポイントである車体肩部の明かり取りの窓が空いていないのは残念です。

 最も数年前に文化むらの54号機を見たときには透明部分が曇ってしまっていました。

 

 

 KATO製品は大嫌いな部品の取り付け、なかんずくナンバーの接着がないのがすごくいいです。

 はめ込み式にもEF63のような従来型のナンバーの縁を切り離すのがありますが、縁とは関係ない場所を切り離すこちらの方がはるかに優れていますね。 

 

 

 ほんとかっこいい!! 

 

 

  反対サイド。

 ジャンパを取り付けるのは結構難物かもしれません。

 

 

 誘導員手すりも取り付け済みなのがいいです。

 そうでなくてもKATOの手すりは切り出しが難しいので。

 

 

 室内も白緑色なので実感がありますね。 

 

 

 2次形の小型フィルタです。 

 

 

 FRP部はらしくなっています。

 

 

 やっぱり肩部の窓が目立つかな。

 

 

 別付け部品。

 ジャンパは折れそうです。 

 

 

 そして、ナンバープレート。

 肉眼では青のほうが字が太くて参りましたが、アップではそうでもないですね。

 以前、EF80であまりに文字の太さが異なるので、ナンバーを交換してもらったことがあります。

 これなら許容範囲かと。

 気にせずに貼ることにします。

 

 GW中に整備したいと思います。

 

 KATOのEF62は3種類目ですが、ゆくゆくは、未発売の国鉄仕様の2次形(後期型)と、ギア飛びによる異音が発生する初期型の改良品を出して欲しいですね。

 あとは特定54号機とか。

 TOMIXの2次形も良い出来ですが、残念ながらモーターに大分問題があるのが残念です。

 

  使い道が限られる仕様ですが、昨日紹介した荷物列車のお供にいかがでしょうか?

 

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郵便・荷物列車「東海道・山陽」後期編成 6両セット 入線!! (KATO 10-1590)

 本日入線しました!!

  

 

 発売になったばかりの郵便・荷物列車「東海道・山陽」後期編成 6両セット (KATO 10-1590)です。

 

KATO 10-320 787系つばめ クモハ787-2 修理

 先日記しましたクモハ787のライトレンズカバー付近の凹み?ですが、やはり気になります。

 代替品を探しましたが、なかなか出物もありません。

 単品は4,200円!!が一つあるだけでした。

 いくらなんでもこれじゃ買う気しませんって、無理です。

 

 自粛で外出もできないので、ほんと久しぶリにちょこっといじってみました。

 

 状態として向かって右ライトケースの左上が凹んでいると言うか欠けていますので、思い切ってパテ埋めしました。

 とは言っても1mmもないような場所なので、瓶入りのサフをごく僅か盛ってあげます。

 

 

 こんな感じです。

 写真ですとすごく目立ちますが、そんなに悪い感じではありません。

 

 

 乾燥後、耐水ペーパー(多分#1500)で、周囲の塗装を傷つけないように、少しだけ削りました。

 その後、前回も使ったガイアのブライトシルバーでタッチアップしました。

 こんな感じです。

 

 

 ライトカバーを取り付けると、いい感じです。

 ここまでの作業ですが、老眼でよく見えないので、時々写真を撮って確認しながら進めました。

 何事もやりすぎは禁物なので、ここで終わりとし、組むことにしました。

 

 

 組み立てた感じ。

 言われてみればやや表面が荒れているように見えますが、実際にはあまりわかりません。

 って言うか、見えてないだけ??(爆)

 

 

 こちらが手を入れる前です。

 反射の関係でよくわかりませんが、欠けているのがわかるかと思います。

 

 

 修理後、斜めからの図。

 修理痕は確かにわかりますが……、

 

 

 修理前はこのように凹んでますから、良くなったんじゃないかと、自己満足に浸っています。

 

 いや~、Nは小さいのでほんと気を使いますね。

 いずれにしても、今の私にはこれが限界でした。

 

 

 

 

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JR九州 883系ソニック (KATO 10-439/10-485)

京急 2100形 8両セット 入線!! (KATO 10-1309)

 はてなブログGoogle fotoの貼り付けは治りそうもないので、以前に記載した方法で写真を貼ることにしました。

 この方法は疲れるので、写真の枚数が限定されますが、仕方ないですね。

  

 

 先日入線しました。

 KATOの京浜急行2100形です。

 私の趣向とはちょっと離れてしまいますが、好きな車両なんですよね!

 

 

 東京の私鉄は数あれど、京急って何か違う感じなんですよね。

 2扉っていうのもまたいいですし。

 よく知らないのですが、京急の車は2扉車がかっこいいと思います。

 昔、1000形?に乗りましたが、オールクロスなのには驚きました。

 

 

 こちらはいかにもKATO製品といった感じで、カチッとした出来ですね!

 塗装もきれいですし。

 こちらは特別企画品?のようで、方向幕が真っ白なのは残念です。

 貼ってやればいいのでしょうが、シールって嫌いなんですよね。

 あと下回りが浮いてしまう感じがあるので、塗ってやると更に良くなりそうですが、やめておきますね。

 

 

 欲しかった車両なのですが、先日、ようやく手に入りました。

 

 大いに気に入りましたよ。

 

 

 

 

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東ドイツ国鉄 DR BR 92.2入換用蒸気機関車 214号機 (Liliput 131365)

 

 今回は東ドイツ国鉄のBR 92.2について紹介いたします。

  

 

 BR 92.2は、バーデン大公国邦有鉄道が開発した入換用機関車Xb 形です。

 

 

BR 92.2 主要諸元

 型式: D n2、バッファ間距離:10.65m、運転重量:58.2t、軸重:14.5t、飽和式二気筒、ボイラー圧:13bar、出力:500PSi、動輪径:1,262mm、速度:45km/h。

 

 

 さて、DRG BR 92形とは先従輪なしの貨物用4動軸タンク機関車(軸配置0-8-0)をさします。

 

 

 BR 92で有名なのは656輌が製造されたプロイセン王国鉄道のT13形(DRG BR 92.5-10 TRIX製品が有名)ですが、こちらはそれに比べると少数派のバーデン大公国鉄道のX b形です。

 

 

 X b形は、ますます増大しつつある列車入換の需要にこたえるため、それまで使われていた三動軸のVII a形とX a形に代わり、1907年から製造された入換用機関車でした。

 

 

 平坦線では720tの列車を毎時45キロで、20‰勾配では100tの列車を毎時35キロで牽引できました。

  

  

 1907年から1921年までの間、98輌が製造されましたが、第一次大戦の戦時賠償でベルギーやフランスに渡ったもの、あるいは1933年から廃車も始まったことから、DBには80輌、DRには2輌が継承されました。

 DRでは1955年まで、DBでは1966年まで使用されました。

 

 

 ベルギーに行った機関車(175号機)がスクラップヤードから回収され、現在はノイシュタット/ワインシュトラーセのDEGEに保存されているようですが、残念ながら補修されていないので錆だらけの姿になっているようです。

 以上、Wikipedia Badische X b より引用、参照いたしました。

 

  

 さて、私がこの機関車の存在を知ったのは比較的後のことで、Eisenbahn Journal社の"DB Dampf pur"あたりではなかったかと思います。

 ずんぐりむっくりしたスタイルで、また煙突の上に金網が乗っている面白いスタイルでした。

 

 

 しかい、かなりの形式がプラで模型化されているドイツ型とは言え、有名どころではない邦有鉄道の入換機ともなりますと、なかなか模型化されず、Modellbau-Wikiによりますと、本機については、1984年のFlugulexの高級ブラス製品が嚆矢のようです。

 

  

 その後、1996年にModell-locoのホワイトメタル-真鍮のハイブリッドキットが続き、マイナーな車種をモデル化しているLiliputが、2008年に初めてプラ製の量産品を発売しました。

 とは言うものの、ちょうどユーロの高い時期でしたし、入手することはかないませんでした。

 あきらめていたところに、某中古店にこちらが出て、思わず入手した次第です。

 

  

 上記の通り、BR 92.2は殆どがDBで運用されましたが、私が入手したのは僅か2両しかなかったDR機です。

 DB機とは鐘の有無、煙突上部の金網の有無が異なる他、差異はないように思います。

 ただしDR機の写真は見たことがありませんが。

  

 

 4軸機ですが小型の部類に属します。

 特に細密なわけではありませんが、なかなかよく出来ているように思います。

 

 

 

 

 煙突後部のパイプが折れてしまい、接着でつなぎましたが、心もとないです。

 

 

 金属製の動輪はそれほどシャープではありませんが、質感はいいと思います。

 ロッドもやや光りすぎですが、繊細で形も細かいです。

 

 

 キャブ上の汽笛?周りの部品もなかなか繊細です。

 レタリングもきれいになりました。

 

 

 ドームが配管でつながっているのはバーデン機の特徴のようで、BR 75でも同様な例が見られます。

 Liliputはつや消しの黒ですね。

 

 

 走りもスムーズで静かです。

 

 

 バタフライスクリーンも他と形状が違っています。

 キャブの形状自体もEinheitsとは違っています。

 

 

 邦有鉄道型の入換専用機であり、ほとんど紹介されたことのない機種ですが、私は結構気に入っています。

 

 

 この角度から見るとBR 92.2はオーバーハングが長いですね。

 

 

 

 2009年10月30日 入線

 

 2016/4/13 記 
 2020/3/6 写真全更新、文章修正の上、20/4/16 再録
 20205/20 Blogger用に再編集

 

 

 

 

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