懐かし&憧れのプラモデルの思い出 その1
1960年生まれの当方が、初めてプラモデルに出会ったのは、もう60年くらい前になるでしょうか?
それから約20年間、プラモデルは常に私の趣味の中心でした。
以前も書いたかもしれませんが、もともと飛行機やWLを作っていた私は、1972年にタミヤのⅡ号戦車に出会ってから、AFVを作り始め、その後小スケールAFVに転じるとともに、マイナー機のコレクションに努めました。
で、今回の記事はそれよりも少し前の、1960年代から1972年頃までのお話です。
プラモデルは1930年代に英国で誕生したと言われておりますが、本格的に発展したのは1950年代のアメリカです。
ですので、アメリカプラモと言うのは私の世代の人間にとって憧れの混じった存在ではなかったのではないでしょうか?
一方、イギリスを代表するAirfixも偉大な存在でした。
当時と今では製品化される対象が完全に異なっていました。
1960年代といえば何と言っても飛行機プラモの全盛時代であり、プラモと言えば飛行機でした。
特に日本ではその傾向が強かったと思います。
しかし、今にして思えば、1950~1960年代の製品は実に面白かったです。
特に私は昔からマイナー機やマイナー車両が好きだったのでなおさらそう思います。
実際、あれから50年以上経つのに、これだけ数多くのキットが発売されているというのに、今でも全く出ていない機種が実に多くあります。
本稿はもう半世紀も前に、見たり、話を聞いた懐かしのキットを中心に書いてみようと思います。
なお、今回は実際に手に入れたり、作ったものではなく、欲しかったけど当時は手を出せなかったという憧れの製品が中心になると思います。
第1回 AFV 海外メーカー篇
さて、AFVを語る際に私にとって、外せないのはHJ 74-11号です。
名付けて「ソフトスキンの世界」
第一次AFVブームにあやかっての記事と思います。
なんといっても私はミニカーでも乗用車にはほとんど興味はなく、トラックや消防車が好きでした。
AFVでもその傾向は変わらず、VW82やSd.Kfz.7はもちろんのこと、僅かに情報のあったAirfixの英軍の装輪車シリーズを好んで組んでおりました。
当時は入手がとても難しかったのです。
そこで出会ったのが本書でした。
もう半世紀も前の本ですが、これだけはぼろぼろになりながらも現存しています。
それで思いつくままに記してみようと思います。
1.SNAP
今から60年以上前の1950年代に作られたアメリカ製1/40AFVモデルです。
私にとって伝説とも言えるこのシリーズは、最後の再生産となったライフライク版が生産された頃のこの本で初めて知りました。
上の左側のページのオネストジョンです。
なお、このページの左上の全景写真は実はSNAPではありません。こちらも良く出来たROCO製品です。
HJの編集部もこんなマイナーな車両は知らなかったんですね。
当時、東京に住んでおりましたので、Lifelikeの製品が有名模型屋の片隅でひっそりと佇んでいた記憶はありますが、何分にも高価なものでしたし、1/40というどっちつかずのスケールも相まって入手することはありませんでした。
後の1986年頃、偶然にもこの写真のオネストジョンを入手しましたが、その後、引っ越しなどありこれも手放してしまいました。
仕方ないこととは言え、実にもったいなかったです。そんなに高くなりませんでしたし。
・Hawk AAM+ランチャー+ミサイル運搬車
Snapのシリーズは単体ではなく、レーダーやミサイル運搬車両も模型化され、またフィギュアやアクササリーが付属している楽しいものでした。
出来の方もRenwalよりもずっと繊細でした。
HawkミサイルはAFVモデルから1/35の新しい製品が出ているようですが、出来は比較にならないにしても、SNAPのような楽しいキットにはなっていそうもありません。
SNAPは、他にウイリスMB(トレーラー付)、M20 6輪装甲車、M40 155mm自走重榴弾砲、原子砲(これも素晴らしい出来だそうです)、ミサイル搭載ヘリ(試作機?)、155mmカノン砲+M8牽引車などを発売していたようです。
ただし、見たことがあるのはM40とミサイルヘリくらいだったでしょうか?
SNAPのキットは、とても60年前の製品とは思えない出来のようですが、1/40という当時のアメリカの標準スケールが災いしたのか、1974年のライフライク版を最後に作られていないようです。
流石に50年が経過し、入手も難しいです。
最近、古典キットを再販しているATLANTIS MODELLにぜひ作ってもらいたいものですね。
2.Renwal
2000年代以降、Revellが再販しておりますので、ご覧になった方も多いと思います。
・ラクロスミサイルキャリア
上写真の右側です。左のSNAPに比べると大味な部分もあると思いますが、まともなラクロスはこのキットが唯一です。
姉妹製品としてこれはまた唯一無二のM62レッカーが出ていました。
私はRevell版を持っていましたが、手放してしまいました。
ところで派生車は出ておりますが、元となったM54 5tトラックは、Renwalからは発売されていなかったように記憶していますが、いかがでしょうか?
同書のROCO製品の紹介。
まともにROCOが紹介されたのは唯一無二でしょう。
でもって右ページ下にラクロスがありますが、これは全くのデタラメモデルです。
ご覧のように2.5tトラックがベースになっていますが、ラクロスキャリアはM54 5tトラックがベースであり、大きさが全く異なります。
なお、今回は憧れに関する記事ですので、実際に製作・所有したROCO製品は取り上げません。
・メースB+テラクルーザー
有翼戦略ミサイルメースBも製品化されていました。
同書にも掲載されている月面探検車のような巨大な運搬車は圧巻でした。
ただし、出来そのものは荒いので今の目では見れないでしょう。
こちらもRevellHistory Makers版を持っていましたが、手放してしまいました。
流石に大きすぎましたので。
・ホークAAM
1/32です。細密な出来ではありませんが、感じは良かったです。レーダー者とのセットですが、SNAPの履帯式キャリアはついていません。
両方とも組んでみたいですね。
なお同社からは、他にM-59自走榴弾砲やM-47、自走多連装無反動砲オントス、75mm自動高射砲も出ていましたね。
しかしこちらによりますと75mm自動高射砲だけは再販されていないとのことです。
3.Revell
1/40のM35A1トラック、105mm榴弾砲、M4シャーマン、T-34/85、M48自走戦車橋、M56自走砲などがありました。
もっともM4とT34/85は1/40ではなく、もう少し大きかったのだとか。
私は105mm榴弾砲を除き、所有したことはありません。
コーポラルミサイルキャリアは、CorgiやDinkyも出しておりましたが、プラでは唯一だったと思います。
実にかっこいい車両ですし、出来が良さそうなので、欲しかったです。
上のいくつかはHistory Makersで再販されましたが、最近は作っていないと思います。
4.Monogram
4号戦車系列は有名ですね。
デッドコピー版のエッシーは似てませんでしたけど。
Sd. kfz. 232、M3、M4戦車やそれよりも古い製品でM48、M3ハーフに並んで、ウイリスMBや珍しいM34トラック(M35ではなく、後輪シングルタイヤ)が出てました。
左ページにMonogram製品あり。
Renwalの巨大な原子砲も写っています。
Monogramの製品は当時としては良い出来でしたが、特筆すべきは箱に描いてあったダイオラマです。
当時の日本とは全く別格の非常にRevellの高いものでしたね。
あとスケールではありませんが、1970年代の初期に野方の模型屋で見たロンメルロッドには衝撃を受けました。
これも当時、子供が買えるようなものではありませんでしたが。
最近再販になったようですが、時代を先取りしすぎた模型と思います。現代なら受けそうですね。
5.Aurora
ゲテモノキットで有名なオーロラが1/50(1/48)の戦車キットを出していました。
M4A3E8、T-10スターリン、スウェーデンSタンク、97式チハ改、パンター、M46、MBT70、M8E2トラクター、155mmカノン砲、203mm重榴弾砲、M109自走重榴弾砲初期型、センチュリオン、チャーチル、ケーニクスティーガー、
いくつか売られているのは見たことがありますが、97式は見たことないかも。
いくつかはATLANTIS MODELLから再販されているようですね。
米軍の試作戦車MBT70やM8E2トラクター+155mmは貴重な存在だと思いますが、出来の方は推して知るべしですね。
6.ITC
HJ74-11号には、同社の1/15という大スケールのM274 Mechanical Muleが出ています。
こちらは近年、Glencoe Modellsから再販されていました。
なお、Glencoe Modellsは他にも旧ソ連軍車両を出していました。PT-76、FROG3、BTR50。
今回初めて知ったのですが、これらも全てITCのキットだそうです。
他にもM41や極めて珍しいT92、T113などがでていたようですね。
なお、ITCは幻のM-108レイピアを出していたみたいで、大昔のテレビ番組で相当なお金を払って入手したって方が居たのを思い出しました。
Glencoeが出せば面白いですね。
6.FALLER
ミサイルのキット
半世紀ぶりにネット検索で発見!!
こんな箱絵だったんだ。
ちょっと記憶の中のイメージと違うかも。
世代的にこういうミサイルやミサイルキャリアって大好きなんですよ!!
日本のプラモならミサイルだけなんでしょうが、こちらはキャリアも付いています。
笹塚にあり、当時通い詰めたえんどう模型に並んでいたのを覚えています。
しかし、1976年頃、1800円?ではとても手が出ませんでした。
もちろん中身もシュリンクパックしてあって見れませんしね。
今は模型鉄道のストラクチャーで有名な同社ですが、昔は1/100の飛行機を作っていました。
1990年代のROCOが出したユンカースJu52/3mは、実はFALLERの1/100ですし、消滅したRoskopfのCH-34Gヘリコプターもそうです。
今回初めて知ったのですが、V-1/V-2号も出していたみたいですね。
上のMeteorもそうですが、とても今の時代の出来ではないですが、珍しいアイテムでもあり、それなりに売れるかも。
ただし純然たるAFVはないようですね。
7.Heller
こちらは1970年代以降の話ですが、Solidoのミニカーで有名なAMX VCA、VTBやAMX VCA、Dinkyから出ていたAMX 13/155自走砲が出ていましたね。
これらは今に至るまで唯一無二の存在でしょう。
売ってるのは見たことがありますが、当時小スケールに傾倒していたので入手は叶いませんでした。
8.Airfix
私にとっては憧れの最たるアイテムです。
しかしOOのAFVは、実際作ったので、本稿では割愛します。
以上、AFV海外メーカー篇でした。
有名どころは避けたので、これくらいしか思いつきませんでした。
取りも直さず、60年くらい前にはAFVモデルがとても少なかったことの証明になると思います。
以下、AFV国内に続く……予定
2023/4/3 記
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新年あけましておめでとうございます
大変遅れてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。
昨年は当方にとって何かと大変な一年でした。
今年こそは平穏な年になるように祈念しております。
どうか皆様にとって、2023年が実り多き一年になりますように!!
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ヤフオク常に負け……
このところ全敗です。
いや皆様、本当にお金持ちばかりで。
いつも予算オーバーで負け続けています。
その割には自分のものは値段が上がりません。
なかなかうまくいかないですね。
Deutschewochenschau (ドイツ週間ニュース)が消えた……
ようつべに上がっていたDeutschewochenschau(ドイツ週刊ニュース)が殆ど消えてしまいました。
ドイツの鉄道系の古い動画も消されていることが多いです。
やはり権利関係なのでしょうか?
80年前のニュース映像なんですが。
これとても好きだっただけに残念でなりません。
キット製作 アメリカ M26装甲戦車回収車 タミヤ MM244 その2
前回の続きです。
こちらは完成品を購入して、14年間も放置しておりました。
先日、ふと思い立っていじり始めましたのですが、写真の状態では、いかんせん塗装するのも、前回のウインチを取り付けるのにも無理があります。
今回手を入れるにあたり、ネットで調べたところ、キャビンを載せているだけという記事を見つけました。
これがきっかけとなり、思い切ってキャブを外してみることにしました。
その結果がこちら。
いや~、前回も書きましたように、こちらはガッチリと接着されているので、キャブを取り外すのは、実に大変でした。
ほんと部品が壊れるんじゃないかって。
しかし、タイヤハウスとキャブがほとんど接着されていなかったので、なんとか外れました。実にラッキーでした。
ひやひやものでしたよ。
外したキャブの裏側です。
上写真のように運転席も良く出来ていますし、これが見えなくなってしまうのは、何とももったいないですね。
キャブが外せたメリットは、キャビンの中が見えて、塗装できるだけではありません。
ウインチをある程度、塗装してから取り付けられますし、また前回ウインチ取り外し時に折ってしまったキャブ後面のサーチライトをボディに取り付けてから、シャーシーにセットできます。
そうでないと、ウインチをつけてから、キャブ後面板にサーチライトをつけることになり、塗装や組み立てが甚だやりにくくなります。
苦労して外した甲斐がありましたね。
ところでキャブを外す作業中に、ドアが外れてしまいました。
ならばということで、キャブの装甲ハッチを外してみました。
ドア部や側面は外れましたが、右側面はがっちり接着されており、壊れそうなので外すのを諦めました。
一番参ったのが前面で、窓ガラスが接着されているため、これを外さないと、装甲ハッチが外れません。
ガラスの材質は脆いので、外している最中にヒビが入ってしまいました。
もっとも窓ガラスが接着剤で曇っていたので、窓セルで作り直すことにします。
前面ハッチを外すのは本当に大変でした。
それでも右側は外れたのですが、運転台側は下面がガッチリと接着されており、うまく取れず、下面が欠けてキャブ窓枠に残ってしまいました。
キャブ窓枠もカッターと接着残で傷がついてしまいました。
ただし、こうなる危険があることは、はじめから織り込み済みなので、後で修正することにしました。
なお、写真の窓枠は修正後で、下面に瞬接を盛って削ってあります。
外した部品です。
右中は前面ハッチの受けですが、よく外せたなと思います。
窓ガラスは、接着剤で曇っていました。
右は外す際に上の方にヒビが入ってしまいました。
前面ハッチ右側は下面ががっちり接着されており、下面がキャブ側に残ってしまいました。
装甲の薄さを表現するために、展視孔から下が薄くなっているのですね。
仕方ないので、欠けた部分を整形し、プラ板で継ぎ足しました。
右の前面ハッチの受けですが、下側の接着部が折れて、キャブに残ってしまいました。
そこでキャブには改めて取り付け穴を開けなおしました。
四角い穴ですのでまず丸穴を開けて針で突くと、もとの四角の穴になりました。
一方、窓受けの取付部には、0.5mmプラ板で受けを自作し取り付けることが出来るようになりました。
というわけで破損もありましたが、なんとかボディを外すことが出来ました。
これにより、塗装や組み立てがすごく楽になりました。
少しは作業が進行した……かも。
2021/10/23 記
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キット製作 アメリカ M26装甲戦車回収車 タミヤ MM244
先日ふと思い出し、14年前に購入した未塗装完成品を取り出しました。
そうです、タミヤの傑作M26装甲戦車回収車です。
実はこちらは2007年12月2日に未塗装完成品ジャンクを購入したものです。
組みは結構上手だし、私はこれを組むことはないと思ったので。
ドイツ中心ですが、この手の車両はとても好きなものですから。
はい、14年前の購入直後の状態です。
装甲シャッターが閉まっているのはちょっと残念ですが、接着剤のはみ出しも殆どなく丁寧に組んであります。
相当うまい方だと思います。
ただし、パーティングラインは落としていませんし、突き出しピン処理もしておりませんね。
ガスボンベがないんですね。最も作業中ならなくてもおかしくはないのですが。
ウインチ周りはとてもよくできていますね。塗るのは考えてしまいます。
チェーンブロックの鎖は回す側が欠品です。
幸い車体全面の鎖が残っていますので、こちらへ転用すればいですね。
機銃にはパーティングラインが残っています。
わかりにくいですが、車体内部に穴が開いているので、何か部品がなくなっているのかもしれません。
上記の酸素ボンベ以外にも欠品が結構ありました。
さて、購入から幾年月、この模型は小型の段ボール箱に詰められて、そのままになっておりました。
現在の状態です。
14年前に色を塗ろうと思ったのか、タイヤを外してあります。
この状態で箱にしまったら、車体が箱の中でひっくり返って、バックミラーが両方とも折れてしまいました。
こうなってしまってはどうにもならないので、新たに真鍮線でバックミラーのステーを作り、基部に穴を開けて取り付けられるようにしてありました。
この方が本当にうまいと思ったのは、接着がとても強固なことです。おかげで部品はほとんど外せませんでした。
塗装のじゃまになるクレーンなど基部で折れてしまったくらいです。
プラモデル製作の第一歩は確実な組み立てであり、うまい作品は簡単に部品が取れたりしないですね。
今回改めて気づいたのですが、M26装甲戦車回収車は全輪駆動ですが、後ろの2軸はチェーン駆動になっているのですね。
Wikiによると、チェーン駆動はドライブシャフト駆動に比べて、動力ロスが大きいですが、過負荷で破損してもチェーンが切れるだけなので修理が容易なため、戦前期にこのような作業車の類ではよく使われたそうです。
でも、独軍の車両では見たことはないですね。
今週から突如思い立って、少しいじり始めました。
そしたらウインチが接着不良で取れてしまいました。
そこで、ウインチを車体から外そうとしたのですが、これが実に困難でした。
挙句の果てに、ウインチと干渉するキャブ背面のサーチライトが折れてしまいました。
最初からサーチライトを外せばよかったですね。
それにしてもウインチを取り外すのは、サーチライトだけでなく、排気管が干渉して実にやりづらかったです。
結果的に金属部品の排気管のガードを外す必要がありました。
何にしても排気管は邪魔ですので、車体から外そうとしましたが、接着が非常に強固でびくともしませんでした。
無理するとシャーシーとの取り付け支柱が折れてしまうので、排気管の取り外しは諦めざるを得ませんでした。
でも大事した結果、ウインチを外せたので、これで塗装の可能性が出てきました。
また収納時に折れてしまいステーを自作したバックミラーですが、当時丸めた真鍮線しか手に入らなかったので、みっともありません。
ここはKSの0.3mm線に交換しておきました。
35倍で約10mmですので、こんな太さでしょうか?
折れてしまったクレーンの基部も、穴を開け、新たに支柱を作りました。
サーチライトも基部で折れたのですが、ただ接着しただけでは強度が足りないので、0.2mmのドリルで穴を開け、真鍮線を通してあります。
ということでいじってはいますが、何のことはない。
保管中に壊れた部品の修理ばかりになっています。
作業自体はあまり進展しておりませんね。
さすがタミヤと思ったのがタイヤです。
ゴムタイヤは含有可塑材(フタル酸エステル化合物)が経年で染み出すため、プラ製のホイールが溶解してしまうという、致命的なトラブルに見舞われることがよくあります。
私も何度もひどい目に会いました。
しかし、さすがはタミヤ、14年経ってもそんな傾向は全くありません。
ポリキャップで簡単に取り外せるようになっているのは、塗装の便を考えると大変素晴らしいことです。
と言う訳でまたまた牛の歩みですが、少しずつでも進めて、塗装まで行きたいですね。
2021/10/20 記
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